未経験OK!最速Kotlin&androidアプリ開発入門その2 Hello world!!はじめてのプログラミング

目次

  1. 背景
    1. おすすめの勉強法
  2. 一番最初のプログラム、Hello world
  3. コメント
    1. コメントを足してみる
  4. 画面に文字を出力する(println)
    1. 重要!!
  5. まとめ
  6. 関連記事

背景

こんにちは。 かりんとうマニア(@karintozuki)です。

この入門はこんな方を対象にしています。

  • プログラミングはしたことがないけどandroidアプリを作りたい
  • Kotlinで開発するのがいいとは聞いたけど、初心者向けのKotlin教材が見つからない

前回を読んでいない人はこちらから
未経験OK!最速Kotlin&androidアプリ開発入門その1 Kotlinとは?

この入門の記事一覧はこちら
未経験OK!最速Kotlin&androidアプリ開発入門

おすすめの勉強法

今回から実際にコードを書いていきます。

このサイトには参考のコードを載せていますが、動作を確認するときは、
なるべくコピーペーストせずに一文字ずつ打ちこんでみてください

理由としては、コピペしてしまうと
実はコードを見間違えていたりしたとき、間違いに気付けません。
プログラミングは英語と記号なので、よく見間違いがあります。マジです!)

また、自分の指を動かして打ち込むことで、
ただコピペするよりも記憶に定着しやすい、ということもあります。

めんどくさいかもしれませんが、
ぜひ打ち込んでみてください。

一番最初のプログラム、Hello world

Kotlinで書かれたプログラムを動かすためには、
本当はいろいろなソフトをインストールする必要があるのですが、
それには結構手間がかかってしまいます。

そこで最初のうちは、
Kotlinをブラウザから動かせるKotlin Playground(プレイグラウンド)というサイトを使います。

ここからアクセスしてみてください。
Kotlin Playground

こんな画面が表示されましたか?
(右下に黒い怪しい画面が見えていたら[Y]es, I agreeを押すと、コードを保存しておいてくれます。)

何やらいろいろ書いてありますね。
これがKotlinのコードです。

それではおもむろに、
青い実行ボタンを押してください。

画面下部にHello, world!!!と表示されましたか?

おめでとうございます。Kotlinプログラミングに成功しました!

と言っても何がなんだか分からないと思うので、
解説をしていきます。

ここでは

  • コメント
  • 画面に文字を出力する(println)

について勉強します。

コメント

プログラミング言語にはコメントと呼ばれるものがあります。
その名の通りコメントを残したい時に使います。

また、コメントには何を書いてもプログラムの動作は変わりません。

この画面では緑色で書かれている
この部分がコメントです。

コメントを足してみる

それではコメントを足してみます。
コメントの書き方には二種類あります。

種類 説明
一行のコメント 行の最初に//をつけるとその行は無視されます。
複数行のコメント /**/で文字を挟むと挟まれた文字は無視されます。

それでは、元々入っていたコメントを消して
以下のコメントを入れてみましょう。

コメント
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10
11
// 一行のコメント

/*
複数行に
またがって
コメントできます
*/

fun main() {
println("Hello, world!!!")
}

できたら実行ボタンを押してみてください。

コメントを追加しても結果は変わらないですね。

画面に文字を出力する(println)

それでは次に画面に文字を出力する方法を勉強します。

println(“Hello, world!!”)と書かれている場所を見てみてください。

これは画面にHello, world!!と表示しろという命令として、
コンピュータに認識されます。

それでは、はじめてのKotlinという文字を表示したいときは
どうしたらいいでしょうか?

少し考えてみてください。

分かりましたか?

答えはこんな感じになります。

コメント
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8
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11
// 一行のコメント

/*
複数行に
渡って
コメントできます!!
*/

fun main() {
println("はじめてのkotlin")
}

このようにコードを変更して
実行してみてください。

はじめてのKotlinという文字が表示されましたか?
それができたらぜひ自分の好きな文字を表示させてみてください。

それでは次に先ほどのコードで、
println("はじめてのkotlin")の下に
次の一行を追加してみてください。
println("2回目のkotlin")

追加後のコードはこんな感じになります。

コメント
1
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10
11
12
// 一行のコメント

/*
複数行に
渡って
コメントできます!!
*/

fun main() {
println("はじめてのkotlin")
println("2回目のkotlin")
}

こんな結果になったでしょうか?

1
2
はじめてのkotlin
2回目のkotlin

printlnのlnはLine(行)を意味しています。
なので、2回目に実行したときは改行されて二行目に文字が表示されます。

重要!!

プログラミング学習の中で大事なのは、
何かを勉強したときにその機能を使って遊んでみることです。

例えばコメントを勉強したら、
今回の例だとコードの一番上にコメントを追加しましたが、
もし一番下に追加したらどうなるだろう?
println("Hello, world!!!")の横に追加したらどうなるだろう?
と言ったように自分で試行錯誤してみると理解が深まります。

まとめ

今回はコメントと画面に文字を表示するprintlnを勉強しました。
はじめてコンピュータに指示をしてみた感じはどうでしょうか?
感動したという人はプログラマに向いてるかもしれませんね。

そうじゃなかった人も(こっちの方が普通だと思います笑)
講座を進めるうちに面白さをわかってもらえると幸いです。

それじゃ今日はこの辺で。

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次の記事はこちら↓
未経験OK!最速Kotlin&androidアプリ開発入門その3 変数とは①

この入門の記事一覧はこちらです。
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